想定される東海大地震の地域内ど真ん中、しかも活断層の真上という条件が、政府もその決断に踏み切らせたようです。老朽原発でもあり、耐震性がもっとも懸念されるものでした。運転停止を求める声も実に30年前からあり、現在差止訴訟中の原発でした。
川勝静岡県知事は、東北・関東大震災以来、浜岡原発の危険性とその運転停止の意見を持ってきました。7日朝7時のNHKテレビニュースで、ご本人は「大英断に共感する」と発言しています。
とうとうここまで来た、とそれらのニュースを受け止めることになりました。これからさまざまなジグザクあるでしょうが、「脱原発」の流れは動き出したと思いました。
カムイミンタラを「原発」で検索したところ、7つでました。そのうちひとつだけは難病の病名についた「原発性」だらですから、これは違います。他の6個は、原子力発電所の原発です。随想の中、特集の中とさまざまですが、押さえたなかにも注意して見ていかなくてはと言う点では共通していました。原発というものの重みを改めて感じさせられました。
2011年5月7日 室長