2011年05月27日

十勝の児童詩誌「サイロ」50周年 テレビ放映

1960年に誕生、50周年をむかえる十勝の児童詩誌「サイロ」ですが、このたび5月28日北海道テレビ(HTB)の番組で全道放送されることになりました。北海道新聞(道新)5月25日夕刊で紹介されています。

5月28日午後4時から、「HTBノンフィクション『先生、あのねーー』〜詩集『サイロ』の50年〜」です。

「サイロ」は帯広千秋庵(現六花亭)の企業文化活動の一環ではじまりました。福島県郡山市の同業の菓子店「柏屋」が児童詩誌「青い窓」発行しており、それを当時の小田豊四郎社長が知ったことがきっかけとなりました。表紙には坂本直行さんの絵を登用、十勝管内の教員たちが編集して継続してきました。現在は「NPO法人小田豊四郎記念基金 児童詩誌 サイロの会」が編集発行しています。

カムミンタラの特集で、「サイロ」をとりあげ、紹介したことがあります。以降現在に至るまでの継続努力もたいへんなものがあったでしょう。

東北関東大震災で柏屋さんも影響を受けました。六花亭が道内店舗で柏屋の製品を扱って支援とのことも道新ですでに報じられています。「サイロ」への縁、ひろがりとつながりを持って今に至っているのです。

2011年5月27日 室長

posted by kamuimintara at 15:20| 北海道 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月07日

菅首相、中部電力浜岡原発運転停止要請

5月6日、菅直人総理大臣が緊急記者会見を行い、浜岡原子力発電所の運転停止を中部電力に要請しました。現在運転中の原発です。

想定される東海大地震の地域内ど真ん中、しかも活断層の真上という条件が、政府もその決断に踏み切らせたようです。老朽原発でもあり、耐震性がもっとも懸念されるものでした。運転停止を求める声も実に30年前からあり、現在差止訴訟中の原発でした。

川勝静岡県知事は、東北・関東大震災以来、浜岡原発の危険性とその運転停止の意見を持ってきました。7日朝7時のNHKテレビニュースで、ご本人は「大英断に共感する」と発言しています。

とうとうここまで来た、とそれらのニュースを受け止めることになりました。これからさまざまなジグザクあるでしょうが、「脱原発」の流れは動き出したと思いました。

カムイミンタラを「原発」で検索したところ、7つでました。そのうちひとつだけは難病の病名についた「原発性」だらですから、これは違います。他の6個は、原子力発電所の原発です。随想の中、特集の中とさまざまですが、押さえたなかにも注意して見ていかなくてはと言う点では共通していました。原発というものの重みを改めて感じさせられました。

2011年5月7日 室長

posted by kamuimintara at 09:27| 北海道 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする