11月19日、2004年1月に故箕輪登さんが提訴してはじまり、その後第2次原告が参加しての、札幌地裁での自衛隊イラク派遣差止訴訟の判決がありました。箕輪さんが昨年死亡、遺族が訴訟継承されました。
竹田光広裁判長の判決は、派遣差止請求は却下、慰謝料請求は棄却というものでした。現実を見ず、憲法判断も回避したものといわざるをえません。
これまでの粘り強い主張が一定判決に反映があったものの、基本的には問題おおありとして、原告団・弁護団として控訴の姿勢となりました。アメリカでイラク戦争の継続が少数派となり、日本でもイラクからの自衛隊撤退の審議が参議院でやられようとしていう現在、情けない日本政府の姿勢と、追認する裁判所(竹田光広裁判長の判決)です。国側は法廷ではいっさいの陳述を行わず、書面の提出で通しました。かみあう論議を放棄し続けました。判決では形式的に「勝った」としてもとてもまともな態度とはいえません。控訴も必然ではないでしょうか。
ウェブマガジン カムイミンタラの2006年5月号特集が「元自民党代議士箕輪登さんが問うたもの イラク派兵差止訴訟」です。生前最後の法廷陳述となった2月27日の公判のことを中心に取り上げています。また本人の陳述速記録も資料として収録しています。今改めてお読みいただければと思います。
以上 (室長)071122