2006年12月31日

2007年1月27日、品川正治さん札幌で講演

このブログで9月11日に著書「戦争の本当のこわさを知る 財界人の直言」を紹介させていただいた品川正治さんの講演会が札幌で行われます。

2007年1月27日午後JR札幌駅側の共済ホール(札幌市中央区北4西1)で、「平和・民主・革新の日本をめざす北海道の会」(略称北海道革新懇)の「2007年新春のつどい」のなかで第2部記念講演で登場予定です。

プログラム
13:00 開場 13:10開会
13:15 第1部 文化行事
14:15 第2部 記念講演
演題 「これからの日本の座標軸 −憲法九条二項と人間の力ー」
講師  経済同友会終身幹事・国際開発センター会長 品川正治
15:50 閉会
参加券 1000円
連絡先は北海道革新懇で、
連絡先 〒060−0042 札幌市中央区大通西12丁目 斉藤ビル2階
電話 011−252−6315 

品川さんは、「財界人の直言」あと、かっての教え子たちへの講演録「これからの日本の座標軸」を新たに出版するなど、高齢にもかかわらず元気な活動を続けています。戦争をするのも人間、戦争を止めるのも人間とおっしゃっている品川さん、どんなお話を聞かせていただけるでしょう。これまで品川さんと縁が深いとは思われない団体の呼びかけにこたえての登場です。

お知らせとさせていただきます。

以上 (UT) 061231
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2006年12月26日

おすすめします 「警察庁から来た男」佐々木譲

佐々木譲(ささき・じょう)さんが、書き下ろし小説「警察庁から来た男」を角川春樹事務所からこの12月出版しました。本体価格1600円+税です。

北海道警察本部を舞台にした3部作の2作目というふれこみです。1作目は「うたう警官」、警察小説に新境地を開きました。「うたう」とは、警察関係者が警察に都合の悪いことを発言すること、組織内の「常識」では忌み嫌われることを意味します。現職警官が北海道議会百条委員会で「警察裏金」問題の証人として告発証言することになります。あわてふためく道警トップのキャリアたち。そのとき婦人警官がなんと警察のアジトで殺されるという事件が発生しました。このふたつのことが絡んで筋は展開していきます。結果だけ言えば、殺人事件は解決され、証言は実現します。(現実の北海道議会では「警察裏金」に関する百条委員会はいまだ実現していない出来事です。フィクションでの道議会は、現実よりすすんだ議員たちが多数派で活動しているようです)

2作目「警察庁から来た男」は、北海道警察本部に問題あるのではないかと見た警察庁が重い腰を上げて、監察官を派遣します。その監察官藤川春也がその監察に要員として起用したのが、「うたう警官」で「うたった」津久井卓(つくい・すぐる)巡査長でした。監察官はどうして彼を起用したのでしょうか。

証言後の徹底した冷や飯処遇(これはありそうな話です)にめげない津久井巡査長たち(複数の意味は話でご確認ください)が、また活躍するという、「うれしい話」になっています。難しく考えず楽しく面白く読める内容です。結末のさわやかさは、佐々木さんの警察と警察官に対するまっとうな愛情がひしひしと感じられます。元気な方、元気になりたい方にとくにおすすめしたい本でした。

「うたう警官」を読んでいない方もはいりやすい内容です。さかのぼって「うたう警官」を読むのもよし、先に「うたう警官」を読んでから「警察庁から来た男」を読むのもよし、というのもにくいことではありませんか。

間違いなく3作目への期待は高まりました。

以上 (UT) 061226
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2006年12月23日

米誌タイムの2006年の「今年の人」は「あなた」

12月18日号の米誌タイム、「パーソン・オブ・ザ・イヤー」(今年の人」を発表しました。2006年は「You](あなた)でした。個人に限らなかった例は過去にあるそうですが、しかし異例の選択です。

一般市民をさす「あなた」をとりあげたのは、インターネットを通じて世界中の各個人が情報や動画を自由に発信し、周囲に大きな影響を与える時代に入ったという理由だそうです。

インターネットが世界に及ぼす影響の大きさを象徴する記事として読みました。ウェブマガジン カムイミンタラ も、そうした流れや期待に応えるものになっているのでしょうか。自戒を含めての報道の受け止めとなりました。

以上 (室長) 061223
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2006年12月18日

ドクさん、末永くお幸せに

12月16日、グエン・ドクさん(25歳)が、グエン・ティ・タイン・トゥエンさん(24歳)と結婚式をあげました。

ドクさんは、ベトナム戦争中に米軍が散布した枯葉剤の影響とみられる結合性双生児として、1981年兄のベトさんと生まれました。その後、日本からの医療支援も含めて、治療を続け1988年には分離手術に成功、今は松葉杖をつきながらも社会人としての活動を行えるようになりました。

日本にも何回も着ていますが、2005年には初めて北海道も訪れました。ウェブマガジン2005年5月号(第4号 通巻124号)特集「ドクさん こんにちは」がその状況を伝えています。

昨年から交際を続けていたトゥエンさんと、このたびめでたく挙式の運びとなりました。日本からの人も含めて盛大な式を行ったようです。

ドクさん、おめでとう。末永くお幸せに。ふたりで歩んでいってください。

以上 (室長) 061218
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2006年12月11日

仙波敏郎さんの裁判で、原田宏二さん齋藤邦雄さん証言

9月5日に、松山地方裁判所で、道警OBである原田宏二さん、齋藤邦雄さんの証言が行われました。愛媛県警の現職警察官仙波敏郎さんが起こした損害賠償請求の裁判の公判でです。

仙波さんは、現職警察官として全国で初めて「警察の裏金」問題(愛媛県警に関して)を告発しました。その結果不当配転されました。本人の申し立てを、県の人事委員会が認め、前の職場に復職し、現在に至っています。

仙波さんは、このようなしうちにたいして賠償を求める裁判を起こし、現在進行中です。この裁判の9月5日の公判での原田さん、齋藤さんの証言ぶりについて、「仙波敏郎さんを支える会」のホームページで、東玲治さんが連載ドキュメント第29回(10月4日公開)で、くわしく紹介しています。

「仙波の告発は、不正の輪郭をくっきりと浮かび上がらせた。しかし不正の実態を明らかにすることはできなかった。なぜなら、仙波は一度も不正にかかわっていないからだ。原田は道警最高幹部にあった立場で大局的に、齋藤はまさに裏金作りに直接かかわった立場で、仙波がどうしても説明しきれなかった空白部分を、余すところなく、証言で埋めた。仙波の告発にウソ偽りはない事が明らかにされた。少なくとも傍聴した人は皆がそう思ったに違いない。」

東さんの連載ドキュメント29回、9月5日にむけての原田さん齋藤さんの陳述書(いずれも8月11日)を、カムイミンタラ2005年11月号の特集に資料として加えました。あわせてご覧いただければ幸いです。

以上 (室長) 061211
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2006年12月03日

知的格闘技 「チェス」「将棋」「囲碁」

今開催されているアジア大会、中東カタールのドーハで行われています。日本人選手の活躍も報じられています。

大会競技の中に、正式競技になっているかどうかまでわかりませんでしたが、チェスが含まれています。いわゆる西洋将棋です。たいへん驚きました。チェスは国際基準での知的格闘技なのです。日本からも参加していました。オリンピックにも認めてもらおうという動きはあるはずですから、次の北京オリンピックにも登場するかもしれません。

日本でもさかんに行われている将棋、囲碁も、チェスがそうであれば、劣らない知的格闘技です。囲碁は中国発祥で、韓国、北朝鮮、日本でもたいへん盛んです。囲碁人口も世界に広がっているようですから、チェスに続いてそうした舞台にも登場を期待できるかもしれません。

将棋は、日本独特の発達をしたいわば日本のチェスです。世界に広まり、いまいったスポーツ大会に登場するのは、囲碁よりも遅いかもしれません。しかし、長い深い伝統と奥行きをもった競技です。

日本ではプロの組織として、これまで日本将棋連盟がありました。プロ資格となるプロ四段を養成機関奨励会を勝ち抜いて達成した人がプロ棋士です。女性ではまだ達成した棋士はおらず、「女流棋士」という扱いでプロ棋戦に参加もしてきました。将棋連盟に所属していますが正会員ではないそうです。これは何も男と女では違うからというものではないわけでしょうが、区別されてきたわけです。スタートでの違いはあったかもしれませんが、女流棋士も研鑚するなか、男性プロ棋士とひけをとらず指せる人も何人もでてきたそうです。本当のトップレベルにもあと一歩のところなのでしょう。

このたび、その女流棋士たちが、女性棋士たちだけの組織をつくることで動き出すそうです。12月1日会合が持たれ、「女流将棋協会(仮称)設立準備委員会」が設置されました。来春にむけての活動です。

日本将棋連盟も、その独立を「支援」の構えとか、協力組織という関係になるのでしょうか。私にはわかりづらいところがありますが、女流タイトルもあり、独自活動も行っていきたいとの気持ち意見が多数の女性棋士の意見のようです。ゴルフは、競技の面でも組織の面でも、男性と女性は違っています。そういうことも念頭にあるのでしょうか。

囲碁の場合は、男性も女性も同じ条件の試験を勝ち抜いてのプロ棋士です。女流タイトルは別にあっても、普通のタイトル戦にも参加する形です。韓国ではビッグタイトルを取る女性棋士(中国出身ですが)もでました。将棋も実力的には、男女差はもっと埋まる方向で進むでしょう。走ったり、力比べをするというもので、どうしても男女差があるものではありません。男女を問わないタイトル戦での女性の活躍もこれからますますでてくるでしょう。その大きなバネに、「女流将棋協会」がなってくれることを期待します。

カムイミンタラ アーカイブズ」でキーワード検索してみましたら、囲碁で1件、将棋で1件でした。市民に定着したものとして、将棋や囲碁が言及されていました。チェスは2件です。

以上 (UT) 061203
 
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2006年12月01日

おすすめします アーカイブズ キーワード検索 

戦後を代表する劇作家のひとり、木下順二さんが亡くなったことが報道されました。10月30日に亡くなられていて、享年92歳。

代表作のひとつが「夕鶴」。鶴の恩返しという民話を題材にし、こどもにもわかりやすい筋立てとなっており、よく知られている作品です。主役の鶴の化身「おつう」を山本安英(やまもと・やすえ)さんが演じた舞台も、高い評価を得たものとなりました。

ふと連想したのが、カムイミンタラでは、「演劇」ということで特集でとりあげたこともあるし、寄稿していただいたものの中にも演劇にちなんだものもあるということでした。

早速カムイミンタラアーカイブズで、「演劇」という言葉でキーワード検索を行いました。そうすると、先に述べたなまとまりのあるものを含め、「演劇」という言葉は、延べ17件の特集やずいそうで使われていることがわかりました。特集のなかで11件、ずいそうで6件です。1985年11月号(通巻11号)から、ウェブマガジン・カムイミンタラ2006年7月号(ウェブ版第10号 通巻130号)にわたっていました。さまざま形でですが、これまでの集積を示してくれます。


他の例、たとえば、「アイヌ」でキーワード検索しますと、これは1984年3月号(通巻1号)から2006年9月号(ウェブ版11号 通巻131号)まで、56件がリストアップされてきます。

このような形でカムイミンタラアーカイブズを活用すると、関心のおもむくまま、これまでを振り返ったり確認することもできます。こうしたカムイミンタラの楽しみ方も現在はあること、認識いただければ幸いです。

以上 (UT) 061201
posted by kamuimintara at 11:10| 北海道 ?J| Comment(0) | TrackBack(0) | おすすめします。