2006年08月02日

おすすめします 原田宏二「警察 vs 警察官」

このたび、明るい警察を実現する全国ネットワーク代表の原田宏ニさん(元北海道警察釧路方面本部長)が、講談社より「警察 vs 警察官」(本体価格1600円 税別)を出しました。

本の腰巻きのつづられている文章を紹介します。
「警察組織に牙をむいた3人の警察官の闘い全記録」
「裏金作りを拒否し続け、報復人事に耐える『愛媛の岩窟王』。『平成の刀狩り』の犠牲にされた元長崎県警の敏腕刑事。高知県警の罠にはなった『スケープゴート』警部たちが告発する。」

原田さん、温かな目で、3人(仙波敏郎さん、大宅武彦さん、片岡壮起さん)について語っています。理不尽さと一方的な組織都合に対する激しい怒りもふくめてです。それを読んで、私も、状況や事実を知ることとなりました。ひろく読まれてほしい本です。

愛媛県警の仙波敏郎さんは、現職警官の告発に対しみせしめとしての不当配転人事にあいました。この6月愛媛県人事委員会が「人事権の乱用にあたる」と、県警に人事異動を取り消す採決を行いました。じつに1年4か月ぶりに元の職場鉄道警察隊に復帰したのです。最新のニュースのひとつとして本書の中にも触れられています。

原田さんのエピローグ「私を支えてくれた二人の盟友」、弁護士市川守弘さんの終わりの寄稿「原田宏ニ氏、その、人となり」、おふたりの姿勢と人柄がよく示された内容です。しみじみと読みました。とりあげられた3人にとっても、なによりの贈り物になるのではないでしょうか。

8月1日、札幌で、「道警不正問題を徹底解明し、信頼回復を求める道民の会」主催で、「ー知事は、なにができるかー 警察問題を考える道民集会」が開催されました。講演とパネルディスカッションの内容で、講演は浅野史郎さん(現慶応大学教授、前宮城県知事)、パネルディスカッションはコーディネーターに市川守弘さん、パネラーに浅野さん、大谷昭宏さん(ジャーナリスト)、そして原田宏ニさんで行われました。裏金問題を含めた警察問題、まだまだこれからということと、風化させない努力が市民に求められていることが、わかりやすく示されました。道民の会の活動、ウェブマガジン カムイミンタラの2005年11月号(第6号 通巻126号)で「草の根の声を知事と道議会に」と題して特集しています。あわせてご覧いただければ幸いです。

(UT)
posted by kamuimintara at 11:25| 北海道 ????| Comment(2) | TrackBack(0) | おすすめします。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする